たこ

たこ皮膚へ部分的に長期刺激が加わることで角質層が分厚くなります。魚の目とは違って、刺激が加わった部分の全体が黄色っぽく硬く・分厚くなって隆起することが特徴です。痛みが生じることは稀ですが、角質が分厚くなることで感覚が鈍化します。患者様の職業や生活習慣、癖などが原因で、足裏だけでなく複数の部位で生じることがあり、座りダコ、ペンダコ、吸いダコなどと呼ばれます。

症状

たこの境目は曖昧で、皮膚が分厚くなって黄色っぽく変色しますが、無痛もしくは軽く痛む程度です。スポーツ、お仕事、趣味などが原因で手にたこが生じることもあります。

治療

スピール膏の貼付

シール状のお薬を病変よりも小さくカットして貼り付けます。その際、健康な皮膚に触れないようにご注意ください。シールは入浴の際に2〜3日に1回の頻度で交換が必要です。次第に患部が軟化していき、分厚い角質も剥がれていきます。なお、痛みが生じる際は貼り付けをストップして頂きます。

削り

コーンカッターやメスで肥厚化した角質を削ります。

フットケア用品の使用

指の間のたこや魚の目には、市販の保護パッドが効果的です。

履物の選択

靴底が硬すぎず、柔軟性があるものを選ぶと良いでしょう。足の指が窮屈にならないように足の形に合ったものがお勧めです。

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